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人生のヒントになる本

サバイブ<SURVIVE>――強くなければ、生き残れない

<生物学の天才と奇才漫画家が描く、異色のマンガ作品! >

これまで、長い歴史を刻んできた地球。
その中で、どんな時代も変わらず繰り返されてきた自然界の掟があります。

それは「強くなければ、生き残れない」ということ。

あらゆる生物が、生き残るための強さ<武器>を磨いてきました。
しかし、そもそも「強くなる」とは何なのでしょうか?

「ケンカに負けない力」、「毒などの飛び道具」、「圧倒的なスピード」、「ずる賢しこさ」、「何があっても動じない心」……ひと口に「強さ」といっても、さまざまな尺度があります。

本書『サバイブ<SURVIVE>』では、「最強生物」と呼び声が高い古今東西72種の生き物たちを引き合いに、「本当の強さとは何か」を考察していきます。

ティラノサウルスの3倍の力を持っていたメガロドン…を絶滅させたと言われるシャチのスゴさ
・バク転で走るとなぜか通常の2倍のスピードで動けるクモ
・大型のワニを捕食するアマゾンのカワウソ
・標高4000m越えでも高山病にならないヤクの秘密
・自重の40倍の重量を持ち上げられる美しきチョウの正体
・『X-MENウルヴァリンのモデルとなった小さな暗殺者
・人間を超える脳の質量を持ったネズミ
・なぜか食べられないウミウシ生存戦略
・地球外生命体の可能性を示唆する深海の極限生物

……などなど、息もつかせぬ知識の応酬でお送りする全228ページ!
果たして、最強の生き方とは? 人間の目指すべき進化の方向とは?

著者について

麻生羽呂(あそう・はろ)
関西大学工学部生物工学科入学。大学5年次に中退、漫画家を志す。2008年『週刊少年サンデー』にて『呪法解禁!! ハイド&クローサー』を連載。2010年、同誌にて『今際の国のアリス』を連載開始し、2016年に全18巻で完結。現在、『月刊サンデーGX』にて『今際の路のアリス』を原作者として連載中。プライベートでは無類の旅好き・酒好き・温泉好きであり、オフの期間は日本中を渡り歩く。周囲からは「漫画家らしからぬ漫画家」と呼ばれる。今作では漫画を担当。
強いと思う生き物は、アムールトラ(ネコ科最大の孤高のハンターであり、見た目のカッコよさも、また強さだと思うから)。

篠原かをり(しのはら・かおり)
横浜雙葉高等学校卒業後、慶應義塾大学環境情報学部に入学。スペースクラフト所属。生き物をこよなく愛し、大学の研究テーマは昆虫タンパク。家庭でも約300匹の昆虫、タランチュラ、イモリ、ウーパールーパー、マウスなどを飼育。生物に関する膨大な知識と偏愛ぶりが話題を呼び、『アウト×デラックス』、『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』などに出演。また、クイズ女王として『Qさま!!』にも出演している。単著に『恋する昆虫図鑑~ムシとヒトの恋愛戦略』(文藝春秋)、共著に、麻生羽呂氏との『LIFE~人間が知らない生き方』(文響社)がある。本作では原作と解説を担当。
強いと思う生き物は、チョウチンアンコウのオス(理由は、命のすべてをメスに捧げる、という徹底ぶりに感動したから)。

 

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