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人生のヒントになる本

BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。

世界的ベストセラーを生み出した人気作家が
みずからの経験をもとに解き明かす!
誰もが心の奥深くに眠らせている〈創造性〉を解き放ち
最高に充実した人生を送るための秘訣


全世界で累計1200万部を突破し、
2010年にはジュリア・ロバーツ主演で映画化もされた
代表作『食べて、祈って、恋をして』で知られる
世界的人気作家、エリザベス・ギルバート。
彼女には、長く続いた不遇の時代から変わらず
大切にしている、ある信念があると言います。

それは、「充実した人生を送りたければ、
どんなときも創造的であること」。


たとえば、ギルバートの友人、スーザンの場合。
40歳の誕生日、スーザンは自分が疲れて気の抜けた
中年女になってしまっていることに気がつき、
子ども時代に諦めてしまっていた大好きな
「スケート」にもう一度挑戦する決意をします。
そして、毎朝早くに起き出し、仕事に行く前の
早朝スケートレッスンを夢中で続けるうち、
スーザンは喜びに満たされ、「生きている実感」が
蘇ってきたといいます。
心躍らせながら毎日を過ごすスーザンのような生き方を
ギルバートは「創造的な人生」と呼んでいるのです。


2009年、ギルバートが自身の経験をもとに書き上げた
食べて、祈って、恋をして』が大変な売れ行きを
見せ始めていた頃、彼女は長年温めていた
このアイデアをTEDで発表する機会を得ます。
お題は、「創造性をはぐくむには」。
これが大変な反響を呼び、2017年現時点で
再生回数が1300万回を超えているほどの
「伝説のプレゼン」となりました。

世界中の人々がギルバートの考え方に共感し、
口コミを通じて拡散されていったのです。

その後、小説作品としては14年というブランクを経て
2014年に書き下ろしの新作を発表したギルバートは、
再びTEDにて「成功と失敗と創り続ける力について」
というテーマでプレゼン。これも再び大きな話題となり
現時点で360万回以上再生されるまでに至っています。

この2つの伝説的なTEDプレゼンを元に大幅加筆して
書籍化されたのが、2016年に刊行された
『Big Magic: Creative Living Beyond Fear』です。
同書は現在、米アマゾン(Amazon.com)で
2000もの数のカスタマーレビューが投稿され、
★平均も4.5という驚くべき高評価を得ており、
『食べて〜』に次ぐギルバートの新たな代表作として
世界的な注目を集めています。


そして、ユーモアたっぷりの情熱的な語りそのままに
同書を翻訳したのが、本書『BIG MAGIC
「夢中になる」ことからはじめよう。』です。

最近、毎日が単調でつまらないと感じている人。
生活のために、やりたいことを諦めてしまっている人。
一度きりしかない人生、このままでいいんだろうかと
不安に感じている人。

クリエイターに限らずすべての人に読んでほしい、
創造的で最高に充実した人生を送る
勇気を与えてくれる、珠玉の一冊です。


+++

目次

Chapter 1
「恐れ」を乗り越え、充実した人生を送るには
Chapter 2
インスピレーションとともに生きる
Chapter 3
誰もが、「やりたいことをやる自由」を持っている
Chapter 4
決してあきらめない
Chapter 5
好奇心を信じ続ける
Last Chapter
ビッグ・マジックが起こした奇跡

結びにかえて
謝辞

出版社からのコメント

<パブリシティ>

・ビジネス・ブック・マラソン(Vol.4837)にて土井英司さんが絶賛! (2017年10月18日)

***

<担当編集コメント>

本書の編集作業は、まさに「夢中」そのものでした。
ゲラを何度も読み返すのがこれほど苦にならないのも珍しく、
読むたびに不思議と勇気が湧いてくる、とても贅沢な時間でした。

翻訳者の神奈川さんから訳稿を受け取ったとき、
後でじっくり読もうと思って最初の数ページを軽くチェックするつもりが、
そのまま最後まで夢中で読んでしまったのをよく覚えています。
それは、軽快でエネルギッシュな著者の語りに引き込まれたのはもちろん、
著者の提唱する「創造的な生き方」に、心からの共感を覚えたからです。

私(担当編集)はかつて、暇を持て余していた頃に友人と二人、
ボロアパートの部屋を1ヶ月間借りて簡易的なアトリエにし、
そこで誰に求められるでもなく、ただ自分たちが最高だと思う作品を、
時には深夜に及ぶまで、ひたすら作っていたことがあります。

そのとき、世界でまだ誰も知らない、最高にクールなものを
作っているという実感があることで、毎日を無性にわくわくして
過ごせていたことを、本書の原稿を読みながら思い出しました。
あの頃は、確かに、一秒一秒がこれ以上ないくらい充実していた。
それこそが、著者の言う「創造的な生き方」なのだと、私は思っています。

そんな瞬間を味わって生きることの素晴らしさを、
本書を読んでくださった方々が味わうきっかけになれば、
編集担当者として、これ以上の幸せはありません。

 

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