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人生のヒントになる本

アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」

●総合コンサル企業が本気で挑んだ自社の働き方改革●

世界55か国、200都市以上に拠点をもつ総合コンサルタント企業のアクセンチュア
ところが、その日本法人は数年前まで「激務だ、不夜城だ! 」と揶揄され、「収入は高いが仕事はキツイ」の典型企業でした。
体力、気合、根性に象徴される体育会系カルチャーのもと、社員は疲弊し、長時間労働やハラスメントなど労務上の問題も常態化。
(このままではアクセンチュアはつぶれるかもしれない! 絶対に自分が変えなくては……)
強い危機感を抱いた江川社長は、2015年1月、自社の働き方改革「Project PRIDE(プロジェクト・プライド)」に乗り出します。

●社員の意識とカルチャーを変えれば、生産性や収益性も向上する! ●

改革は「お客様に対して最高のサービスを提供するには、社員1人ひとりが最大の力を発揮でき、
さらなる誇りをもてる職場環境を整備すき」という考えのもと、 労働時間や労働環境の改善だけでなく、
社員の意識とカルチャーを根本的に変えていくことから始まりました。
課題が明らかになるたびに、リーダークラスを巻き込みながら新しい仕組みや制度へと落とし込み、組織全体に波及させていきます。
全社をあげて改革に取り組んで約2年半。はたして、さまざまな成果が生まれることとなりました。

従業員満足、ハラスメントの撲滅、採用人材の多様化、女性の活躍推進、離職率の減少……
自社の価値やブランド力が高まると、生産性や収益性も飛躍的に向上。次なる成長ステージに向け、新たな取り組みも始まっています。

なぜ、アクセンチュアは変わることができたのでしょうか。
本書は、コンサルタント企業としてのプライドを取り戻すためにトップが主導して断行した働き方改革の軌跡です。
プロジェクトの全貌を通して、リーダーシップのあり方、チームマネジメント成功のノウハウを紹介します。

◎企業経営者、経営幹部、人事・マネジメント部門のビジネスパーソンなどにおすすめしたい1冊です。

著者について

江川 昌史 (えがわ あつし)

アクセンチュア株式会社代表取締役社長。1989年慶應義塾大学商学部卒業、同年アクセンチュアに入社。製造・流通業界を中心としつつ、
通信、ハイテク、素材・エネルギー、金融業界や公共サービス領域など、多岐にわたるお客様のプロジェクトを指揮。
主に、戦略立案、構造改革、新規事業立ち上げ、デジタル変革、大規模アウトソーシングプロジェクトなど、さまざまな領域の案件を主導した。
2000年にパートナー就任。消費財業界向け事業の日本統括を歴任し、2008年10月に執行役員〔製造・流通本部統括本部長〕に就任。
2014年12月に取締役副社長就任、2015年9月に現職である代表取締役社長に就任。経済同友会会員。

 

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