book book book

人生のヒントになる本

「自然体」がいちばん強い

◎20年間無敗、伝説の雀鬼が教える、力まず、シンプルに、運を呼び込む生き方

緊張やプレッシャーによって自分が思い描いた結果にならない。そう感じたことのある人は少なくないかもしれない。
麻雀の裏プロの世界で20年間無敗という伝説を持ち、「雀鬼」という異名で知られる著者は、
「そんな重圧は、すべてあなた自身がつくり出している」と言い、本書で「自然体」になるコツを伝授する。

「自然体」は、アスリートをはじめ、勝負の世界に身を置く人たちが、
うまくパフォーマンスを発揮できたときによく口にする言葉でもあり、著者も「勝負強い人はみな自然体だった」と言う。
だが、いざそうなるように意識しようとして、「肩の力を抜く」とか、
「がむしゃらにがんばる癖をなくす」などと考えても、なかなか実践することができない。
そこで著者は、「向上心ではなく向下心を持て」「浅い人になる」「ひと口食べる感覚で力を抜く」「だいたいの感覚で的を射る」など、
「自然体」になるための独特の語録を通して、力まず、シンプルに、さらに運をも呼び寄せる生き方を語る。

その他にも、「心を軽く持つ」「重心を下に置く」「自然な動きがピンチを脱する」「気分のいいことからはじめる」
「いつも自分を明るく見せなくてもいい」「感情をきれいに流す」「怒りの感情との付き合い方」「結果よりプロセスを楽しむ」など、
本書には私たちが日常で自然体になるためのたくさんのヒントが詰まっている。

著者について

桜井 章一(さくらい しょういち)

東京都に生まれる。大学時代に麻雀に触れ、のめり込む。昭和30年代後半、裏プロの世界で勝負師として瞬く間に頭角を現わす。
以来、20年間「代打ち」として超絶的な強さを誇り、「雀鬼」の異名をとる。そのあいだ、一度も負けなしの無敗伝説をつくった。
現役引退後、著者をモデルにした小説、劇画、映画などでその名を広く知られるようになる。
現在、麻雀を通して人間力を鍛えることを目的とする「雀鬼会」を主宰し、全国から集まった若者を指導している。
著書にベストセラーとなった『人を見抜く技術』『負けない技術』(講談社)、『努力しない生き方』(集英社)、『逆境を生き抜く知恵』『心温かきは万能なり』(竹書房)などがある。

 

f:id:hopehill:20170827234107j:plain

 

もしこの記事を楽しんで頂けたら、

はてなブックマーク(下記の青いB!ボタンです)を押していただけますと幸いです。

非常に励みになります!